■ビジネスマナーの原点、それが“人間力”
ビジネスマナー、そのスキルアップとは、
どういうことでしょう。
価値観が異なる相手含め「互いに気持ちよく過ごそう」
というのがマナーの原点。
方法論をどれだけ知っているか以上に
相手を思いやる気持ちが大切です。
要は“人間力”向上がスキルアップにつながる、
ということ。
以下にその高め方を記すとともに、
マナー実践において大切となる
好感度アップ法についても触れたく思います。
あなたの参考となれば幸いです。
■目標人物を決め、徹底的に模倣する
“人間力”とは何か。
『人としての魅力』と言えば伝わりますか。
「ビジネスマナーのスキルアップ」とは、
「人としての魅力を高めること」
と言い換えても良いかもしれません。
一口に魅力と言っても、範囲広大。
何から手を付ければよいでしょうか。
まずはあなたと価値観が近く、
目標とできそうな人物を明らかにします。
その上でその人の行動を徹底的にマネしてください。
目標とする人物ならば、
人間的魅力を兼ね備えているはず。
少なくともあなたに取ってはそうでしょう。
ですからマネするに値します。
その人の記した書籍を読む、
あるいは言動をネットなど通じ調べます。
意味不明の行動があるかもしれません。
それでもまずはマネします。
繰り返す内に次第にその意図がつかめますからご安心を。
“守破離”精神ですね。
■“親孝行”が更なる鍛錬の場に・・・
もう一つ、人間力向上に大きく寄与するポイントが。
それが“親孝行”。
親子って現実的利害がダイレクトにぶつかることが多いですから、
「些細なことで喧嘩」となってしまう家庭があるかもしれません。
良い関係なら更にそれを向上すべく、
今以上に親孝行に励んでみませんか。
良い親子関係は知らず知らずの間に
あなたの“人間力”を高めます。
「本当かな?」と疑わず、まずは実践ください。
成果、確実に出ますから。
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■見た目、あいさつ、言葉遣いが好感度アップの秘訣
続いて、人間力アップにもつながる好感度向上法です。
基本は3つ。
それが、
1)見た目
2)あいさつ
3)言葉遣い
見た目で意識すべきはとにかく清潔感。
これ、年齢に関係しません。
外出前はぜひ鏡チェック習慣化を。
あいさつ、それはコミュニケーションの「基本のき」。
声がけを待つのではなく、
自分から積極的に一声発しましょう。
あいさつ一つで互いに気持ちよく過ごせること、
間違いなしです。
言葉遣いについては奥が深いですが、
あなたの相手を敬う気持ちが伝わるかが重要。
使う言葉におごり高ぶりがないか、それだけはチェックを。
■悪しき“口癖”を攻略する
言葉遣いに関してはもう一つ、
とても大切な点があります。
それが“口癖”。
癖ですから使う本人はほとんど意識していません。
例えば話の初めに「でも」と付ける人がいます。
「でも」と言われた瞬間、
相手は「否定されるかも?」と身構えます。
話している本人は「えっと~」くらいの感覚ですが、
相手はひどく嫌な気持ちになっているかもしれないのです。
“口癖”は自分では気づきにくいですから、
忌憚なき意見を述べてくれる親しい知人にでも
聞くのがよろしいかと。
直し方も記します。
1)口癖となっている言葉を意識する。
2)口癖が出た時に、「あ、言っちゃった」と気づく。
3)口癖が出そうになった時、言う前に気づき、口癖が治る。
ポイントは2)の「あ、言っちゃった」と気づくようになること。
ここまで来ればあなたの意識がその口癖に向いている証拠。
時間とともに3)の状態に至ります。
少し時間がかかるかも知れませんが、誰でも必ず克服可能。
諦めず取り組んでくださいね。
“人間力”を高め好感度アップで、
ぜひ“ビジネスマナーの達人”になってください。
陰ながら応援しています。
■以下記載も合わせてご覧ください!
「社会人としてのマナーが不安な方へ」
「あなたのビジネスマナーは何級ですか?」
「ビジネスマナー、最低限押さえたいこと10ヶ条」
「その社会人基礎力で大丈夫ですか?」
「社会人が持つべき心構えとは・・・」