ビジネスマナー、最低限押さえたいこと10ヶ条

■ビジネスマナー10ヶ条、あなたはいくつクリア?

最低限押さえたいビジネスマナーということから、
『“これができなきゃ、あなたアウト”のビジネスマナー10ヶ条』
を説明したく思います。

あなたはいくつクリア、
ですか。

では、早速ご覧いただきましょう。

1)ビジネスに適した服装。
2)会っている人優先。
3)シビアな金銭感覚。
4)適切な言葉遣い。
5)時間厳守。
6)名刺所持。
7)あいさつ励行。
8〉約束厳守。
9)早目の「ほうれんそう」。
10)手帳・筆記具携帯。

上記10ヶ条、主となる場面が異なります。
そこで以下では次の3つに分類、説明します。

1)~3)が“社会人一般マナー”、
4)~6)は“社外マナー(対お客様)”、
7)以降が“社内マナー(対上司・同僚・後輩・他部門)”です。

■「たかが100円」が信用失墜を招く・・・

最初に社会人一般マナーについて。

1)ビジネスに適した服装
  これについては詳細説明不要でしょう。
  ビジネスパーソンに取って第一印象はとりわけ重要

  望ましい格好は業界により異なりますが、基本は清潔感。
  男性なら紺あるいはグレー系スーツにネクタイ。
  女性なら露出を押さえた服装が無難です。

  朝出社前の鏡による全身チェック、
  必須かと。

2)会っている人優先
  携帯電話・スマホがビジネス必須アイテムとなった現在。
  携帯番号を名刺に印刷する方が増えています。

  置かれた状況に関係なく鳴る携帯。
  問題は面談など、人との会話中にかかって来た時です。

  してはいけないのが一方的に会話を中断し電話に出てしまうこと。
  時間を取ってくれている目の前の相手は、
  その間途方に暮れるしかありません。

  それがあなたへの不信に直結する可能性も。
  最優先とすべきは“今”会っている人
  大切にして欲しいマナーです。

3)シビアな金銭感覚
  例えば自販機を前に小銭なし。
  同僚に「ジュース代、貸してもらえる?」というのはよくあるシーン。
  問題はその後です。

  小銭といえど借りは借り。忘れるなどもってのほかです。
  飲み会の割り勘などもそうですが、
  遅くも翌日には返済すべき、でしょう。

  お金にだらしなければ
  仕事もだらしない人と判断されます

  シビアな金銭感覚、お忘れなく。

■いついかなる時も「第二の顔」名刺必携!

続いて、お客様がメインとなる社外マナーに入りましょう。

4)適切な言葉遣い
  敬語(尊敬語・謙譲語・丁寧語)ってかなり奥が深く、
  馴染めないという方、多いかもしれません。

  あまり杓子定規に考える必要はないと思いますが、
  常に相手を敬う気持ちだけは忘れず会話したいもの。

  日頃の言葉遣いがいざという時に確実に出ます。
  ですから職場の会話こそ、敬語を意識したいところ。

  仮に不適切な使い方であっても、
  職場なら苦笑いで許してもらえると思いますから。

5)時間厳守
  ビジネスにおける限られた資源の一つが“時間”。
  どのような理由があろうと「遅刻、許さず」という方もおります。

  遅刻は相手の時間を浪費させる行為。
  約束5分前着が基本です。

  移動のある場合は電車の遅れなどを
  十分考慮に入れ、ゆとりをもった行動を。

  汗かきの方なら夏場は汗が引く時間も
  加味した上でスケジューリングとなりましょうか。

6)名刺所持
  名刺はビジネスマンの“第二の顔”。
  社内含め、いついかなる時も所持をお忘れなく。

  突然上司に呼ばれ、人を紹介されることもあり得ます。
  そんな時、「ちょっと名刺を忘れまして・・・」では信用がた落ち。
  名刺が減ってきたら早目の追加注文も忘るべからず、です。

■先手必勝のあいさつであなたの株を上げる

最後が対上司・同僚・後輩、あるいは他部門といった
社内で意識すべきマナーについて。

7)あいさつ励行
  社内だけに留まりませんが、あいさつは
  コミュニケーション潤滑剤としての最重要アイテム。
  先手必勝がその極意です。

  例え後輩であろうとあなたから積極的に声がけを。
  そんなあなたの態度が好感度アップにもつながりますから。

8〉約束厳守
  お客様相手はもちろんですが、資料作成などの社内仕事も、
  一旦受けたら必ず期日を守りましょう。

  どうしても難しそうな場合、
  分かった時点で相手に一報。

  職場では多くの人の部分仕事がつながり、全体が成り立ちます。
  あなたの約束不履行が混乱の引き金となる可能性も。

  小さな約束もきちんと守る姿勢、
  周りはしっかり見ていますよ・・・。

9)早目の「ほうれんそう
  それは職場の最重要事項。
  特にトラブル関連は一刻も早い「ほうれんそう」を。
  ◎「ほうれんそう」詳細につきましてはこちらをご覧ください

10)手帳・筆記具携帯
  例えば通路で上司とすれ違いざまに
  指示を受けるかもしれません。

  「先方にあいさつだけ」と上司に連れていかれ、
  そのまま同席となる可能性もあります。

  何があっても慌てずメモできるよう
  準備するのがスマートマナー。
  手帳と筆記具の常時携帯、ぜひ習慣化を

『“これができなきゃ、あなたアウト”のビジネスマナー10ヶ条』、
いかがでしたか。

「最低限押さえたい」というより、
「できるビジネスマンが押さえたい」マナーという方が適切な気もしますが、
何れにしろ、マナー向上のヒントにしていただければ幸いです。

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