■20代に必読の自己啓発書と言えば・・・
20代は社会人にとって一般に成長期。
社会を生き抜くテクニック習得も必要ですが、
それ以上に思考法会得がその先の人生の豊かさを決します。
そこで2冊の自己啓発本をおすすめしたいと思います。
〔成功者の知恵を授かる書〕思考は現実化する
〔自分の可能性を知る書〕No.1理論―「できる自分」「強気の自分」「幸せな自分」
■20代に身につけたい2つの習慣、そして最強読書法!
紹介の前に、20代だからこそ大切となる
2つの習慣作りについて記したいと思います。
合わせ、せっかく自己啓発本を読むのですから、
効果の高い読書法についても触れましょう。
まずは「20代の内に身につけたい2つの習慣」です。
それは「学びの習慣化」と「社外ネットワーク作り」。
「何だ、いまさら・・・」とおっしゃらずに聞いてください。
社会では、学生時代と異なるさまざまな情報に接し、
コミュニケーションすべき人も多岐に渡るようになります。
そういった中、必要とされる人であり続けるためには、
時々に応じたスキルアップが不可欠です。
仕事面で言えば、
論理思考であったり文章力であったりプレゼンテーション能力であったり、
はたまた分析力であったりと本当にさまざまなスキルが要求されます。
これらスキルは一朝一夕には身につきません。
本を読んだり、先輩などに疑問点をぶつけたりしながら、
その学びの過程を通して徐々に強化されていくものです。
■将来のスキル差、歴然となること間違いなし
少し古いデータですが、
総務省(注)が20代の一日当たりの平均学習時間が発表しています。
20~24歳が18分、25~29歳が12分。
20~24歳には学生が多く含まれることを加味すれば、
社会人の学習時間は一日わずか10分強でしょうか。
読書含め、
学びを習慣化できるか否かは
あなたの運命を決める大事な要素。
仮に一日30分の勉強時間を確保すれば、
それだけで既に同世代平均の3倍近い学習量と言えます。
将来のスキルの差は火を見るより明らかでしょう。
紹介する自己啓発書をきっかけとして、
ぜひ学びを習慣化していただきたいと思います。
■井の中の蛙とならないために・・・
20代に身につけたいもう一つの習慣が
ネットワーク構築、いわゆる人脈作りです。
なぜ人脈が必要か。
効用は色々ありますが、
一番は視野拡大です。
社会においては仕事がら、価値観の異なる人とも交流せざるを得なくなりますが、
そうは言っても通常は社内であったり同じ業界人であったりと、
広く社会一般から見れば限られた仲間内。
例えば航空宇宙分野と家電製品分野では開発時間軸が大きく異なりますが、
片方しか知らなければ、相手を理解するのに
支障をきたす可能性も否定できません。
井の中の蛙とならないための方策、それが人脈作りなのです。
加えて、こういった外部交流を積極化する人は勉強熱心なことが多く、
学習仲間として切磋琢磨し合える可能性も高くなります。
ぜひ自身が所属する組織の外にも
積極的に交流の輪を広げていただきたいと切に思います。
■知らず知らず、行動が変革していく!
続いて、
自己啓発に向けた効果的読書法の話に移りましょう。
これ、方法は超簡単ですが効果絶大。
どうするか。
読んでいて「これは!」と思った場所を
手帳やノートなどのあなたが日頃見る機会の多いメモ類に
書きとめるだけ。
原文のまま写してもいいですし、
意訳しても構いません。
手書きすることで読んだ時には
気づかなかったポイントが把握できることも。
そのメモを移動中などの時間がある時に読み返すのです。
すると脳に強くインプットされ、知らず知らずの内に
それが行動に転化していくようになります。
これマジですから、確実に実践していただきたいですね。
本という投資をしたのであれば、「読んで終わり」ではなく、
確実にリターンを得ていただきたいと思う次第です。
■成功哲学を知るとともに、自分の可能性に気づく
前置きが長くなりましたが、以下に肝心の本の紹介を。
〔成功者の知恵を授かる書〕思考は現実化する
⇒全世界で7000万部以上の販売を誇る成功哲学書。
本書は500名以上の著名な各界成功者達に共通する秘訣を検証し、
まとめあげられたものです。何が彼等の成功の鍵か。
成功者の知恵を我がものとしてしまいましょう。
〔自分の可能性を知る書〕No.1理論―「できる自分」「強気の自分」「幸せな自分」
⇒挫折。
あなたはこれまでに味わったことがありますか。
もしかして今がその渦中、
という方もいるかもしれません。
仮に今はそう思っていたとしても、
それが誤解であること、
本書が解き明かしてくれます。
著者の西田文郎氏は言います。
「“自分は成功する運命にある!”と実感できる本」だと。
そして読めばそれが真実であったと
間違いなく感ずる一冊、それが本書です。
「挫折には無縁」という方も必見かと・・・。
(注)総務省調査に関する詳細は下記から確認願います。
http://www.stat.go.jp/data/shakai/2006/gaiyou.htm
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