■取り組み領域がグレーだからこそ、大きな学びが得られる部門
経営企画部門とは、“経営”を“企画”
するセクションのこと。
要は
「事業を継続・発展させるための計画を立案する部門」
ということです。
従って、中長期計画策定、そのための各種調査、
ヒト・モノ・カネといった経営資源の活用法、
更には経営者のサポートから組織活性化、
全社横断課題検討まで、その範囲は、あって
ないような部門と言えます。
会社でさまざまに発生する問題
の“最終的受け皿”と言っても
いいかもしれません。
それ程までに、取り組み領域がグレー
なのがこの部門の最大の特徴と言えましょう。
余談ですが、だからこそ、他では
できないような経験を積め、
「自分を成長させてくれる可能性が高い部門」
と見ることもできます。
さて、そういった組織に勤める場合、
果たしてどのようにスキルアップ
していけば良いのでしょう。
以下、その考え方を記したく思います。
■現場の事実をつかむには、高いコミュニケーション力が不可欠
“経営”を“企画”するに際し、
最も重要なことは何か。
それは現場(事実)を知ること。
経営企画はスタッフですから、
ラインである営業や製造を支援する
のが務めです。
そのためには、事実に焦点を当て、
そこに潜む本質的課題に迫り、
ラインのためとなる真の解決策を
提示しなければなりません。
現場では今、何が起き、何に困っているか。
将来に対しては、どういった不安を抱えているか。
そういった事実をつかむ必要があるのです。
部門横断課題など、時に部門の利害が
絡む問題も多いですから、表面的な会話力では、
相手と腹を割った話ができません。
それでは本質と捉えるのは難しい。
まずは相手の言い分をじっくり聞く。
時に質問力を駆使して、知りたい
情報をきっちり集める。
そういった力が求められます。
となれば、必要なのは
“コミュニケーションする力”に他なりません。
■“ロジカルな思考力”も欠かせません
その上で、それら課題を踏まえ、
どうあるべきかを考える。
すると今度は、“論理的思考力”が
必要となります。
「事実→真因(課題)→対策立案」
というストーリーが論理だっていなければ、
誰も納得しません。
抜け漏れがあっては信用失墜。
だからこそ、論理的に思考を
組み立てる力が欠かせないのです。
■「文字を通じて誤解なく伝えるスキル」も身につけたい
でも、それらだけではまだ十分と言えません。
もう一つだけ必要なスキルがあります。
それが“書く力”。
スタッフ部門は、基本的に書類を通じた
情報の受発信が多くなります。
社内に通知する、社外へ情報を発信する、
それらは全て文字を介して行われるもの。
受け取った相手が誤解なく、かつ一回
読んで内容を理解できる文書が書ける、
そんな力をつけておく必要があります。
■さまざまな経験が“自信”と“度胸”をもたらす
つまり、経営企画部門において
スキルアップ目指すなら、
コミュニケーションする力、論理的思考力、書く力
の3つを高めていかなければならない、
ということ。
それさえ我がものとしてしまえば
後はさまざまな課題をクリアしていく中で、
その経験こそがあなたに“自信”と“度胸”を
つけてくれます。
では、3つのスキルをどのように高めるか。
まずはその基礎をセミナーや本を通じ、
体系的に学ぶ。
その上で、ひたすら実践する。
それ以外に方法はありません。
スキル磨きには一定の時間がかかります。
いずれ学ぶつもりなら、少しでも早い
スタートがオススメ。
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