スキルアップを目指す総務部門の方へ

■コミュニケーションする/書く/論理的に思考する力が不可欠

規模の大小を問わず、
ほとんどの会社に存在する“総務部門”

一方、会社によってその業務範囲が相当に
異なる
、という特徴を持つ組織でもあります。

では、“総務部門”でスキルアップを目指すには、
どのような力を身についていけば良いのでしょう。
以下、その方向性を記したく思います。

いわゆる“スタッフ”と呼ばれるのが“総務部門”。
営業、製造といった“ライン”を支援するために
設置されるセクションです。

“ライン”が成果を上げやすいように事業環境
を整備すること、その全般が業務範囲ですから、
必要となるスキルは多岐に渡ります。

中でも特に重要なのが、
コミュニケーションする力、書く力

“ライン”の実状を知る、抱える課題を探る、
といった必要がありますから、“聞く”力が不可欠

時に会社の現状を説明する必要もあるでしょうから、
“話す”力がなければ、物事が進みません

従って、
高いコミュニケーション力なしに、業務を遂行
できない、と言えます。

他方、社外含めさまざまな相手との文書の
やりとりが発生するとともに、社内への連絡
も、「従業員一人一人に口頭で」というのは
不可能ですから、文字ベースに。

このように、文字を使って伝えきる力も必須です。
加えて、論理的思考力も高めておきたいところ。

コミュニケーションするにしろ、書くにしろ
相手にきちんと理解・納得してもらうには、
筋道ある思考力が求められます。

伝票処理、来客・電話対応、各種社内
取りまとめといった実務能力向上も
もちろんおろそかにできませんが、
それらは経験することで、自然に
高まっていく
もの。

しかしながら、
コミュニケーションする力、書く力、論理的に思考する力
は、基礎をきちんと学び、その上で実践を
積まなければ、いつまでたっても我流を
抜け出せません。

だからこそ、“総務部門”においてスキルアップ
を目指すなら、これら3つのスキルを少しでも
早い内に高めるべき
でしょう。

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■“縁の下の力持ちに徹する”ことが飛躍の第一歩

さて、“総務部門”でスキルアップを目指す際、
大切にしたい考え方”についても触れて
おきましょう。

それが「雑用係、あるいは縁の下の力持ちに徹する
ということ。

“スタッフ”は“ライン”のサポートが仕事。
スタッフ部門には、経理や人事も含まれますが、
それら部門はある程度、仕事の範囲が
はっきりしています。

“総務部門”はといいますと、
対応部門が定かでない仕事が全て回ってくる
というのが実状。

その対処は、前例のないものが多いだけに簡単と
言えませんが、だからこそ、あなたの創意工夫が
活かせる
、と言えます。

そこに費やされたあなたの努力は、“経験”
という貴重な財産として手元に残るのです。

「雑用係に徹する」というのは、
「総務はそういった職務なのだから割り切れ」
という否定的発想ではなく、「自分の考えを
活かす場が無数に用意された成長ステージ
だ」
という肯定的考えで捉えよう、ということ。

さまざまな経験を積めるのは、
“総務部門”の特権とも言えます。

実際、総務部門が活躍している会社は、
そうでない会社に比べ、組織としての
まとまりがあるように感じます。

あなたが“総務部門”なら、
それは飛躍のチャンス。

「強い組織を作る仕掛け人」として
腕を振るってはいかがでしょう。