スキルアップを目指す人事部門、あるいは人事担当者の方へ

■“人”を起点に働きやすい職場作りを目指す、それが人事

人事部門、あるいは人事担当者とは、
組織内の“人に関すること”一切を
行うセクション
(人)。

組織設計や異動絡みから
採用・教育・評価・賃金・福利厚生まで、
その扱い領域は相当に広範囲です。

働きやすい職場作りを、“人”を
起点に考え、実現していく部隊、
と言った方が適当かもしれません。

そんな人事という仕事には、
どのようなスキルが求められるのでしょう。

人事部門、あるいは人事担当者が
スキルアップしていくために何をすべきか、
以下、そういった視点で記したく思います。

■最優先に高めるべきは、話す力・聞く力・質問する力

給与計算、あるいは福利厚生手続き
といった実務は別に、人事が力を
注ぐべき仕事の一つ
として、
各種仕組み作りがあります。

効率的に運営するには、どのような
組織形態とすべきか、従業員の
モチベーションを高めるには、どういった
評価制度が必要か、賃金体系は
どうあるべきか、などなど。

人事が検討する仕組みは、そのあり方
如何が、会社の、あるいは個人の勢い
を直に左右
するものばかりです。

一方、そういった仕組みは、
「これが正解」というものはなく
その組織の歴史、置かれた環境、風土など
のさまざまな要因を加味しながら、
現実解を模索しなければなりません。

今の時代、「人事はスタッフだから」と
待ちの姿勢では、現場の状況・課題を
吸い上げることはできませんから、
自ら出向き、その目で確かめ、その耳で
聞かなければならない

そのためには“聞く力”、“質問する力”
が必要
となります。

聞くだけでなく、時に会社の状況を
説明するケースも出てくるでしょう。
従って、“話す力”も要求されます。

さて、現場の声を集め、なんらかの
仕組みを作ったとしましょう。

しかしながら最初から完璧なものが
できることはまれ。

組織形態などの大がかりな話は
もちろんのこと、教育制度や福利厚生など、
従業員が直接活用する仕組み含め、
作って以降も更なる見直しが欠かせません

となれば、
再び、「聞く力・質問する力・話す力」
を発揮することに

つまり人事で働く際にまっさきに手に
入れるべきは、“コミュニケーションする力”

なのです。

少し話が逸れますが、
こういった地道な取り組みこそ、
血の通った仕組みを生み出す源泉ですから、
あなたの“コミュニケーションする力”
如何があなたの職場の未来を左右する、
といっても過言ではないかもしれません。

■“コミュニケーション力”を補完するのが“論理的思考力”

では、“コミュニケーションする力”
さえあれば良いか。

“論理的に思考する力”も強化したいところです。

なんらかの仕組みを考えるにしても、
人に何かを説明するにしても、
筋道ある思考力が欠かせません。

相手に理解・納得してもらうには、
論理だて、伝える必要があります。

“論理的に思考する力”は
“コミュニケーションする力”を補完する
スキルになる、と捉えていただくとよろしいかと。

■スキルアップの取り組みは、少しでも早く有利

肝心のそれらスキルの高め方に移りましょう。
“コミュニケーションする力”にしろ、
“論理的に思考する力”にしろ、
我流には限界があります。

ですから、まずは
セミナーや書籍を通じ、基礎を学ぶ

その上でそれを実践しながら、
“我がスキル”としていく
のが最も着実。

スキル磨きには一定の時間がかかりますから、
学ぶなら、少しでも早いスタートがオススメです。

人事のプロとしてのあなたの活躍、
心から祈っています。

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