■勉強会を主催することで“6つのメリット”が得られる
勉強会、あなたもさまざまな場に参加されたことでしょう。
職場の勉強会、会社主催の研修、社外に学ぶ異業種交流会等々、
その中身は実に多彩。
ところであなたは、
勉強会を主催する側に立ったことがありますか。
勉強会は、参加するだけでもなんらかの収穫が得られます。
しかしながら、最大のメリットを得ようとするなら、
自ら主催する他ありません。
以下、その意義について記したく思います。
あなたも勉強会を成長の“かて”として、
活用してはいかがでしょう。
勉強会を主催することで得られるメリットは次の6つです。
1)リーダーシップ力を高められる。
2)マネジメント力が鍛えられる。
3)セルフマネジメント力が養われる。
4)勉強会(のテーマ)に関連する知識が飛躍的に増す。
5)勉強会(のテーマ)に関する情報が勝手に集まってくる。
6)周囲に感謝され、信頼を集める。
なぜそのようなメリットが生ずるか、
職場勉強会を例に記したく思います。
■各種意思決定を通じ、リーダーシップ力が育つ
1)リーダーシップ力を高められる。
自ら勉強会を発案するのが最上ですが、仮に上司命令であったとしても、
勉強会を主催するとなれば、さまざまに意思決定しなければなりません。
勝手に決めてしまえば周りの反発を買うだけ。
時に相反する意見が出るかもしれません。
そういった声に耳を傾けつつ開催にこぎつけることで、
全体を統率する力が備わっていきます。
まさにリーダーとしての力が育つのです。
◎「リーダーシップがどのようなものか」その詳細については、こちらをご覧ください
■勉強会は、自ら作り出すマネジメント力向上の場
2)マネジメント力が鍛えられる。
実際に開催するにあたっては、さまざまな調整が必要となります。
何を活かし、何を諦めるか、それはまさにマネジメントの実践。
いつ、どこで、どのくらいの時間を使って行うか。
どのような内容にすれば参加者が満足するか。
さまざま要素を総合的に見極め、最適な着地点を見つけなければならない。
これら問題にどこまで尽力するか、それはあなた次第。
だからこそ、もがけばもがくほど、その経験が先々の仕事に活きてきます。
勉強会主催は、自ら作り出せるマネジメント力向上の場なのです。
◎「マネジメントがどのようなものか」その詳細については、こちらをご覧ください
■優先順位が高くない勉強会だからこそ、自己管理力が培われる
3)セルフマネジメント力が養われる。
自主的に開催する勉強会の場合は特にそうですが、
勉強会開催は日常業務ほど、せかされません。
極端なことを言えば、
開催せず放置してしまっても叱責の対象とはなりにくい。
最優先は通常業務のはずですから。
だからこそ、しっかり計画を立て、コツコツ準備しなければならない。
それはひとえに自らの行動をどこまで管理できるか、ということ。
セルフマネジメント実践以外のなにものでもないのです。
■「真に理解する」からこそ、説明力が増す
4)勉強会(のテーマ)に関連する知識が飛躍的に増す。
これは申し上げるまでもないかもしれません。
職場の勉強会では、通常は主催者が講師役となります。
人に伝えるとなれば、体系的学びが不可欠。
質疑応答もあるでしょうから、つけ焼き刃の知識では
乗り切れません。
学ぶ過程は大変ですが、さまざまな知識を得ることで、
それらが有機的に結びつき、記憶にしっかりと根づくようになります。
それこそ、「真に理解した」ということではありませんか。
■自然に声が集まり、情報“マスター”と化す
5)勉強会(のテーマ)に関する情報が勝手に集まってくる。
情報はそれを多く持つ人のところに集中するようになります。
テーマに関する質問はあなたに向けられますし、
補足情報などを授けてくれる人もでてきます。
結果、あなたはそのテーマに関する情報の“マスター”と化すのです。
■あなたの献身的態度が周囲に伝わる
6)周囲に感謝され、信頼を集める。
勉強会開催はさまざま苦労が伴いますが、そういった場が提供されることで、
参加者は新たな学びを得られ、感謝の思いでいっぱいになります。
あなたの献身的行動は、固い信頼を集めること間違いなしなのです。
■成長の場として“勉強会”を使ってみませんか?
勉強会を開催することで、
一番の学びを得るのは“主催者自身”。
それは知識といった表面的なものだけでなく、
上述のさまざまなスキルが高まることを意味します。
すなわち、“自分磨き”となるからに他なりません。
あなたも自らの成長の場として、
“勉強会”を主催してはいかがでしょう。
■以下記載も合わせてご覧ください!
「勉強会のやり方、勉強会の方法が分からないと困っているあなたへ」
「異業種交流会に参加したいけど東京や横浜は少し遠い、という方へ」