その勉強法、仕事に活きてますか?

■どのような勉強が仕事に活きるか・・・

仕事に活きる勉強法がどのようなものか、悩む方も多いでしょう。
資格取得を目指す人、将来を見据えて語学学校に通う人、

あるいはロジカルシンキングディベートなどの
スキル向上に取り組む人、
方法はさまざまです。

選択を絞り切れず、
結果的に中途半端な学びとなっている方も散見されますね。
果たして真に有効な勉強法とはどのようなものでしょう。

よく社会人の勉強として
資格取得が挙げられます。

難易度の高い国家資格から公益法人等の認定する公的資格、
民間企業が検定試験を実施する等の民間資格まで実に多彩。

資格取得の目的は何か。
勉強した証を得たいという純粋な動機を持つ方もいると思いますが、
多くは就職・転職に有利とか昇格に役立つといった実利かと。

実際、資格取得は有利なのでしょうか。
結論から申し上げます。

仕事上取得が必須の資格(弁護士や医師、公認会計士など)の場合、
無ければビジネス不可ですが、大多数の資格は
持っていようがいまいが大勢に影響しません

無いより有る方がまし程度。
持っていたからと言って明らかにメリットがある、
ということは稀です。

■社会人が最優先に学ぶべきは「読み書き話す」!

では勉強は意味なしかと言えば、
決してそんなことはありません。
社会人が学ぶべき分野というものあるのです。

それがいわゆるビジネススキル
ビジネスにおける長期的リターンという観点から言えば、
最も賢い勉強領域です。

中でも特に「読み書き話す」スキルを高める必要があります。
「何をいまさら・・・」と思ったあなた、
「読み書き話す」に自信をお持ちですか。

過去に「言っていることが伝わらない」とか、
「誤解されてしまった」という経験、ありませんか。
ほとんどの方が多かれ少なかれこういった経験をしていると思います。

どうしてそのようなことが起こるのでしょうか。

実は私達は「読み書き話す」ことに特化した
教育を受けておりません

学生時代、国語の授業は受けておりますが、
それは人との意思疎通に重点を置いた「読み書き話す」ための
授業ではありませんでした。

ですからある意味、
「読み書き話す」スキルが高くないのが普通と言えます。

ビジネスは全てが何らかのコミュニケーション。
直接相対、電話、メールと手段はさまざまですが、
そこに必ず相手が存在します。

誤解のないスムーズなやり取りのために
「読み書き話す」スキル向上が不可欠。
社会人にとって最優先克服課題なのです。

■語彙力、文章術、異世代コミュニケーションがキーワード

ではそれらをどのように
身につけたらよいでしょうか。

読み対策としては、小説を含む多くの文章を目にすること。
それによって語彙力が増し、
単語の微妙な意味合いを識別できるようになります。

書き対策については、文章術の学びが有効(注)。
話す力を付けるには年齢の異なる層との会話が効き目大です。

同世代の場合は以心伝心で伝わる事柄も、
世代が異なれば難しくなります。

だからこそ異世代コミュニケーションが会話力を鍛えるのです。
話すだけでなく聞く力も鍛えられ、正に一石二鳥。

これらは一朝一夕には効果が出ませんが、
繰り返すことで確実にレベルアップします。

「読み書き話す」を学び、
あなたの仕事力を更に高めてみてはいかがでしょうか・・・。

(注)文章術については、こちらの書籍も参考にしてください。

■以下記載も合わせてご覧ください!

「お金をどのように自分に投資すべきか」