計画の進め方に不安があるなら読んでください!

■計画とは、第1ステップに過ぎず・・・

試行錯誤を重ね、まずまずの計画、完成。
「さて、実行段階においては、
 どんな点に気をつければいいんだろう?」

計画段階では、「これなら何とかいけそうだ!」と
思ったのに、いざスタートしてみれば、修正に次ぐ修正。
「いったい、何がいけないんだろう?」

計画の進め方に不安をお持ちなら、
上記いずれかの状態ではありませんか。

PDCAという言葉があるように、計画は
課題クリアに向けた第1ステップに過ぎません。

作った計画通りに物事が進むとすれば、
よほど「簡易な内容」か、あるいは
「徹底的に無理を排除したお手軽プラン」くらい。

言い換えれば、実践途上に起こるハプニングを
いかに乗り越えるか
、それこそが、
計画推進者の腕の見せどころと言えましょう。

■計画実行段階には、マネジメント力有無が大きく影響

では、計画の実行段階においては、
どのような点に留意すれば良いのでしょう。

そこで重要となるのが、
セルフマネジメント及びチームマネジメントです。

計画実現に向けては、さまざまなコントロールが
必要となりますが、中でも特にスケジュール管理が重要に。

従って、まずは“個人スケジュール管理”
及び“チームスケジュール管理”に心血を注ぐのが
計画実行段階における基本と言えます。

具体的方法につきましては、
以下に詳しく記してありますので、
ご参考としてください。
「個人スケジュール管理」詳細については、こちらをご覧ください
「チームスケジュール管理」詳細については、こちらをご覧ください

■“当事者意識”醸成がリーダーの責務

さて、計画実行段階において最も大切
となる“姿勢”についても触れたく思います。
それが“当事者意識”。

その意味するところについては、
説明するまでもないでしょう。

個人計画の場合、本人が当事者ですから、
主体的に関わらざるを得ません。

一方、チームで計画推進に当たる場合、
リーダーが当事者意識を持つのは当然として、
メンバー個々人は意識が希薄になりがち。

だからこそ、リーダーとしては、
メンバーにいかに“当事者意識”を
持たせられるかが鍵となります。

時に先頭に立ち、時に側面
あるいは後方から支援し、メンバーの
“当事者意識”を醸成する。

正にマネジメント力が試されている
と言えましょう。

■“当事者意識”を持つことで、誰もが大いに成長

それでは、メンバーとして参画する場合は、
どのように“当事者意識”を実践していけば
いいのでしょう。

自分に割り当てられた仕事をきちんとこなす
のは当然のこととして、他のメンバー
苦戦しているようなら、積極的に支援する、
担当者が明らかでない問題が発生したら、
主体的に関わる、そういった姿勢こそが、
メンバーとしての“当事者意識”実践となります。

もしかしたら、こう思われるかもしれません。
「それは分かるけど、そこまでしたら大変でしょ!」って。

確かに楽ではありません。
失敗する可能性だって否定できない。

でも、メンバーとして“当事者意識”を
実践するのは、そこに十分な価値が
あるからなんです。

それが自身の大いなる成長

職場には担当者が不明確な仕事
たくさんあります。

まして新たに生じる問題の多くは、
部門間などの隙間領域に発生しがち。

すると、会社としての解決を迫られる一方、
誰(どの部門)が対応すべき不明確、
という状態に陥ります。

だからこそ、リーダーか否かに関わらず、
自ら手を挙げ
、解決に尽力する。

これこそが“当事者意識”であり、そこで
発生する諸々の課題を乗り越えることで、
それが経験となり、時にノウハウが蓄積され、
最終的に本人の自信につながっていくのです。

仮に失敗したとしても教訓が得られますし、
そこで発揮されたリーダーシップは、
多くの人の目に留まっているはず。

そういったチャレンジこそが、
チームを率いる力に育っていきます。

もし計画の進め方に不安があるなら、
まずは“責任者意識”を持ち、さまざまな
取り組みに果敢に挑戦されてはいかがでしょう。
自身の成長を手にするために・・・。

■以下記載も合わせてご覧ください!

「計画の立て方の基本を知り、仕事に活かす」
「計画を具体的スケジュールにどのように落とし込むか」
「計画につきものの修正はどのように行えばよいか?」