見える化+見せる化で仕事の生産性アップへ

■改善に向け、時には相手に「見せる化」することも必要

予定通りに物事が進まない、
トラブルが頻発する。

本質的な問題が隠れているはずなのに
それが分からない。

そんな時こそ、「見える化」の出番です。
「見える化+見せる化」を活用し、
仕事の生産性アップにつなげませんか。

そもそも「見える化」とはなんでしょう。
それは「現状、進捗状況などを常に把握
できるような状態にしておく
こと」。

あらゆる手立てを尽くしているはず
なのに、問題が起きるとすれば、
それはまだ気づいていない何かが
原因となっているはず。

そういった際は、現状、進捗状況を
リアルタイムに捉え、それをつぶさに
見ることで、真因を追求していく
必要があります。

ではもう一方の「見せる化」とは
なんでしょう。

こちらは、「現状、進捗状況などを“相手が”
常に把握できるような状態にする
こと」。
相手に問題を気づかせ、改善行動へ
促すための取り組みと言えます。

自ら課題に気づき、改善していける人
がいる一方、現状に甘んじ、変化を
拒む人もいます。

そういった人、あるいは組織に
対しては、問題の本質をデータ等で
提示し、改善を促す
必要があります。

「見せる化」は当事者の仕事見直し
のきっかけとなりうる大切な仕掛けと
言えましょう。

これらを駆使することで、
仕事の生産性は確実に高まります。

あなたも更なる改善に向け、
活用されてはいかがでしょうか。

「見える化」の具体例など、その詳細
については、以下に記しておりますが、
ここでは一歩進めて、自分を積極的に
「見せる化」する必要性について
触れたく思います。
「見える化」の内容詳細については、こちらをご覧ください

■自分を「見せる化」することで、適切な評価獲得が可能に

さて、ここであなたに質問です。

あなたは、上司や職場の同僚が自分
の仕事(内容)をしっかり理解して
くれている、とぃう自信をお持ち
ですか?

誰もが多忙な昨今、自分が思っている
ほどに、上司含め、周りはあなたの
ことを見ていません

よく「適切に評価されない」という声
が挙がりますが、それは、自分が
取り組んでいる
さまざまな事柄が
周りに伝わっていない
から。

中にはしっかり見ている人も
おりますが、それはごくごく少数。

大部分の人は、仕事の一部を見て、
あなたの全てだと判断します。

だからこそ、きちんと自分を
伝えるには、自分自身を「見せる化」
する必要がある
のです。

そこでぜひ実践したいのが以下2点。

■結果以上に進捗状況の“ほうれんそう”が重要

1)“ほうれんそう”の徹底。
  “ほうれんそう”とは「報告連絡相談」のこと。
  特に進捗状況に関する“ほうれんそう”が重要です。

  抱えている課題や試行錯誤含め“ほうれんそう
  することで、あなたの尽力が伝わります。

  結果の報告はもちろん重要ですが、
  それ以上に経過を「見せる化」することが、
  あなたの奮闘の理解につながるのです。

  “ほうれんそう”のタイミングや方法に
  ついては、以下に詳しく記してあります
  ので、参考としてください。
  ◎“ほうれんそう”の詳細については、こちらをご覧ください

■“外から見えにくい電子メール”だからこそ、積極開示

2)電子メールにおける“写し”積極活用
  昨今は仕事の多くが
  電子メール(e-mail:以下「メール」)で
  交わされます。

  結果、本人がどのように仕事を進めているか、
  周りから分かりづらくなってしまいました。
  それは、メール内で展開される苦労が
  全く見えないから。

  そこでメールを積極的に「見せる化」
  してしまいましょう。

  色々な人とのやり取りの際、上司や関係者
  を“写し”
(Cc/Bcc)に入れるだけです。

  すると、進捗状況がダイレクトに伝わりますし、
  上司からすれば、部下の仕事の仕方が明らかと
  なるため、大きな安心を得られます。

  “写し”活用であなたを
  しっかり「見せる化」しませんか。

■「自分の見せる化」、意識していますか?

「見せる化」はある種の自己アピールと言えます。
自分を分かってもらうためには、積極的な自己開示が不可欠。
あなたの「見せる化」、現状のままで充分と言えそうですか?

■以下記載も合わせてご覧ください!

「見える化・可視化とは。その基本を知る」
「見える化の効果に疑問を感じる方は読んでください」