■勉強会を開催するなら、ポイントを押さえるべき!
今の時代、積極的に学ばなければ、アッと言う間に流れに取り残されかねません。
朝活や昼活など、さまざまな時間を使った学びが盛ん。
職場でも自主勉強会含め、さまざまな学びの場が催されます。
上司から指示され、あるいは自ら率先し、
「勉強会を・・・」と思ったものの、方法が分からない、
という方も多くいらっしゃいます。
勉強会をどのように行えば良いか、
職場勉強会主催を前提に、事前準備から当日運営・事後フォローまで、
そのポイントを記したく思います。
■自主的な勉強会であっても、必ず上司を巻き込む
1)社内調整
会社外において、有志が勝手に集まる分には、
完全なプライベートと言い切ることができますが、
勤務時間外であっても、会社設備(会議室等)を使用するのであれば、
会社の許可を取っておくのが妥当です。
まして「できるだけ多くの人に参加して欲しい」
ということなら、
上司巻き込みが不可欠。
まずは、どのような勉強会を開きたいか、6W3Hを使い、要望を整理。
その上で、「具体的に動き出す前に上司に相談」が
後々をスムーズにします。
当日に上司も参加してくれるようなら、
場合によっては費用などの援助を
期待できるかもしれません。
職場内で催されるイベントは、
基本的に会社の行事の一部であると考え、
「とにかく上を巻き込む」が“大原則”。
自主的勉強会であっても、
もしかしたら業績評価の対象となるかもしれません。
くれぐれも独断専行とならないようご留意ください。
■“テーマ選定”とは目的明確化に他ならず
2)テーマ選定
“テーマ選定”とは、
すなわち勉強会の目的を明らかにすること。
仕事に役立つ情報を浸透させる場とするか、
自己啓発的な場として、例えば読書感想を語らうような会とするか、
あるいはスキルアップ講座のようなものを催し、技量の底上げを図るか。
何をテーマにするかにより、
案内から当日の運営までが大きく異なります。
開催して一番喜ばれるのは、
日常の仕事に役立つ情報が学べる勉強会。
これなら上司を巻き込みやすく、
場合によっては、仕事の一環と
見なされる可能性もあります。
いずれにしろ、“テーマ選定”は
勉強会そのものを左右するだけに、
十分な検討が必要です。
■対象者への根回しを怠ると悲惨なことに・・・
3)案内(開催通知)
「より多くの人に参加して欲しい」ということなら、
対象者に対する事前の根回しが欠かせません。
なんの前振りもなく、突然に案内を見せても、断られる可能性大です。
参加者が多ければいい、ということではありませんが、
多くの人が参加すれば、主催者としてのあなたの株が上がるはず。
特にリーダー的存在の人には、
直接出向き、背景など含め説明しておくと安心です。
うまくいけば強力な援軍となってくれるでしょう。
■アンケートを使い、参加者の生の声を集める
4)当日運営
当日の成功可否は“進行役”の力量で決まります。
分単位にスケジューリングしておくのはもちろんですが、
予期せぬ展開になることも。
誰かに進行を頼むのであれば、
イレギュラーな事態を想定し、
進行役と調整しておくぐらいが無難でしょう。
主催者、つまりあなた自らが進行を務めるのであれば、
予期せぬ展開こそ、自らを鍛錬する場。
会場がしらけないよう奮闘するのみです。
可能であれば、参加者アンケートを取りたいところ。
満足度、あるいは今後の勉強会に関する意見などを
聞いておくと、次回につながりますし、
上司に報告する際も、“声”が入れば、レポートの価値が高まります。
■終了後のフォロー如何があなたの価値を左右
5)事後フォロー
その日の内に、それが難しければ翌日一番に
出席者にお礼の一報を入れておくと、
その後が何かとスムーズ。
勉強会に上司が不参加だった場合は、
まずは状況を簡単に口頭報告。
数日内にレポートを作成し、提出したいところです。
「そこまでしなければいけないの?」と思うかもしれませんが、
ここまでするからこそ、あなたの人としての信頼が高まります。
自主的開催であっても、仕事の一環と見なされる可能性がありますから、
「念には念を」ではありませんか。
■“勉強会主催の6つの意義”ご存知ですか?
勉強会主催は、苦労が伴うものの、
自分自身が大きく成長する場となり得ます。
“気づき”が多く、そこから得られるメリットは少なくありません。
あなたも積極的に開催してはいかがでしょう。
◎「勉強会主催の6つの意義」詳細については、こちらをご覧ください
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