人生におけるスキルアップの考え方

■年齢に応じ、求められる役割は異なる!

職場では一般に、年齢が上がるに連れ、
求められる役割が変化します。

役職のような傍から見て明らかな部分だけでなく、
若手には若手なりの、 中堅には中堅としての
立ち回りが
(暗に)求められます

これ、良い悪いの問題ではなく、
そのような雰囲気が自然と形成されますから、
あがいても仕方ありません。

「期待される役割を担うことで自身の成長につながる」
と前向きにとらえ、高みを目指したいですね。

さて、求められる役割が異なれば、
当然のことながら必要となるスキルも変わってきます。

以下に20代、30代と分け、
どのようなスキルを身につけるべきかを
見ていきましょう。

■基礎力向上の20代は特に3大スキル強化が必須

まずは20代。
一般に社会人としての基礎力を高める時期です。

話す・聞く・質問するといった“コミュニケーション力”、
文字を使って伝える“書く力”、
そして論理的に思考する“ロジカルシンキング”の3つは、
しっかり身につけたいところ。

これらスキルは、どのような職場で
どのような仕事をするにあたっても必要となります。

一方で一朝一夕に高まらないのがここに挙げた3つのスキル。
方法を学んだ後は職場で徹底的に実践あるのみ。

時に先輩諸兄にアドバイスを得ながら、
これらスキルをあなたの強力な武器に
変えていって欲しいと思います。

比較的お金も時間も自由に使えるのが
独身時代のメリット。

3つの力を鍛えるべく、
セミナーに顔を出す、関連書籍を入手するといった
自己投資積極化が、長い目で見れば大きなリターンを生みます。

20代は30代以降に飛躍するための
助走期間としても位置づけられます。

がむしゃらに学び(スキルアップ)の機会を作り、
吸収に努めてはいかがでしょう。

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■チーム成果を問われる30代はマネジメント系中心に強化

一方の30代。
部下、あるいは後輩が多数という状況になってくる頃です。

そういった環境下に求められるのが、
(個人だけでなく)チームの成果を導く力。

従ってリーダーシップマネジメント力が必要となります。
時に先頭に立ち、時に縁の下の力持ちとなる。

そういった臨機応変な対応が求められる年代なのです。
チームの成果は99%がリーダー次第。

ミーティング等をリードするためのファシリテーター力
あるいは人心を掌握するための深いコミュニケーション力も欠かせません。
後輩指導に当たってはコーチング力もあったほうが有利。

従って、そのような書籍の多読とともに、
読んだ内容をプライベート含むあらゆる場面でトライヤル、
試行錯誤を重ねながら我がスキルに変えていく必要があります。

人生におけるスキルアップとは、
世代に求められるスキルを着実に我がものにする、
ということ。

そこに費やされる努力はきっと、
あなたの人生を輝くものにしてくれると思います。

■『一人合宿』を活用し、長期課題に対処

年代別スキルアップに関する基本的考え方は以上ですが、
その補完的取り組みとして、もう一点記したく思います。

それが年齢に関わらずお勧めしたい『一人合宿』挙行。
「なんだ、それ?」って思われたかもしれません。

合宿の多くは在学中に経験するもの。
かつ多くの人が集います。

もちろん会社においても中期課題集中検討などと称し、
関係者集合の下、開催されることもあるでしょうが、
この場合、“一人”という単語が付いています。

果たして・・・。

前置きが長くなりました。
『一人合宿』とは、その名の通り、単独で行う合宿のこと。
表現を変えるなら、“単独集中検討”となりましょうか。

社会人になると、仕事、仕事で時間に追われ、
ゆっくり考える時間を取りづらくなります。

しかしながら、半年に一度、あるいは年に一度くらい、
自分の今後を真剣に考える時間をしっかり確保したいもの。

だから『一人合宿』。
一泊二日程度の時間を確保できれば最高ですが、
難しければ半日でも構いません。

携帯(スマホ)の電源をOFFにし、外からの情報を遮断。
完全な一人きりのクローズド環境を作ります。
宿泊可能ならホテルなどにこもるのがベター。

普段の生活の中では熟慮が難しいような
長期的課題中心に、じっくり内容を整理し、
方向性、あるいは対策を検討します。

最終的には明日からの行動計画にまで
落とし込めるとパーフェクトでしょう。

20代、30代の過ごし方を
この『一人合宿』で検討するのもオススメ。

人生におけるスキルアップ方策検討の場として
ぜひ活用していただきたいと思います。

■以下記載も合わせてご覧ください!

「20代が取り組む自己啓発とは・・・」
「30代、何に自己投資すべきか悩んでいる方へ」