「なかなか目標が達成できない」とお悩みのあなたへ

もし目標を達成できないなら、原因は・・・

目標を立てる」というのは、
未来を考える行為です。

「何を目標にしたらいいかな?」
「どれくらいならできるだろう?」
「どうせやるなら、これくらい目指してみるか!」
「これを達成したらすごいぞ!」

仕事上の高い目標は、時に辛くありますが、
期待の裏返しと捉えることも可能。

少なくとも、目標ができた時点、
あるいは達成目指し、走り始めた直後は、
比較的モチベーションが高く維持されていることでしょう。

ところが、期限が近づくも思ったように
進んでいない、となると、
気分は徐々にブルーに。

それが仕事であれば、なおさらでしょう。

“未達慣れ”という言葉があります。

何度となく目標をクリアできないでいる内に、
目標がただの目安となってしまい、
達成意欲が薄れてしまった状態。

でも、誰だって“未達慣れ”したいはずありません
目標をクリアして喜びを味わいたい。
だけど、それができない・・・。

もしあなたが「なかなか目標を達成できない」と
お悩みならば、以下観点で目標をチェックしては
いかがでしょう。

何らかのヒントが見つかるかと。

目標をクリアできない、という場合、
原因は2つに分かれます。

1)目標自体に問題がある。
2)目標の進捗管理に問題がある。

それぞれ、対策を含め記しましょう。

目標自体に問題があるとすれば・・・

1)「目標自体に問題がある」場合。
  これは更に2つに分かれます。

a)目標が高過ぎる
  現実を踏まえず目標設定してしまうと、
  このケースとなる可能性が出てきます。

  業界自体が縮小傾向にある中、
  前年比130%の目標を組むなどがそう。

  根拠が明確なら良いですが、そうでないなら、
  そういった目標は到達せずも致し方なし。

  未達となった目標は、他の誰がやってもクリアが難しいか
  あるいは他者が取り組めば達成可能性があるか、
  目標設定時の状況なども勘案しながら
  考えを巡らせてはいかがでしょう。

b)目標が不適切
  状況を十分に踏まえない(方向性のぶれた)目標が
  これに当たります。

  多忙が予想され、寝る間も充分確保できない
  可能性のある中、難関資格取得を掲げたとしたら、
  どうでしょう。

  その達成は現実的にはかなり厳しいかと。

  状況を踏まえない目標は優先順位が高まりません。
  そこに未達の真因があります。

  複数の目標を掲げる場合、あらかじめその序列を
  明確に
しておくと、一部に未達があったとしても、
  序列の低いものなら、納得感は高まるはず。
  いかがでしょうか。

進捗管理を強化する方法とは・・・

2)「目標の進捗管理に問題がある」場合。
  多くの目標の未達要因がこれ。

  目標は将来に向けた“思い”ですから、
  走り始めれば、予想しなかった事態が
  さまざま発生します。

  それは目標達成と表裏一体の課題というハードル。
  予期せぬ課題の現れない目標などありません。
  (あるとすれば、それはあまりに低すぎる目標と言えます)

  政府による規制や経済動向など、中には
  コントロールの利かないものもありますが、
  いずれにしてもそれらハードルを超えた先にしか、
  “達成”の2文字はありません。

  試されるのは、先手先手の対応力です。

  では、具体的にどのような対策を
  取ればよいのでしょう。

  まず、目標設定段階で、
  できるだけ具体的な行動計画
を作ります。

  日次単位がベストですが、
  難しければ週次でも構いません。
  ※週次も難しいものは、その時点では月次とし、
   進捗過程で詳細化します。

  日々の進捗の中で遅れが生じた、
  あるいは予期しなかった大問題が発生した際は、
  都度、どうすべきか判断。

  大切なのは、とにかく何らかの手を打つこと。
  問題に気づきながら放置、
  というのが一番よくありません

  最初は「きついな~」と思った課題も、
  試行錯誤を重ねる内に答えが
  見つかるのはよくあること。

  最終的に目標をクリアできなかったとしても、
  そこで悩んだ経験は必ず次に活きます。

  その上で挽回が難しいなら、
  目標の下方修正も止む無しと考えましょう。

  これを繰り返すことで、ノウハウが身につき、
  徐々に自信がついていきます。

  進捗管理を強化する方法は以上ですが、
  仕事で課された目標の場合、「現状は達成が
  難しいため、下方修正します」では済まされません。

  仕事上の目標を進捗管理する場合に重要となるのが、
  周り(特に上司)への“ほうれんそう

  一人悩むだけでなく、周囲を上手に巻き込むのも
  目標達成に向けた大切なプロセス。

  自分では思いつかないアイデアが
  出てくる可能性も否定できません。

  上司の巻き込み含め、ポイントは早め早め。
  打つ手が尽きた状態で相談しても
  「何をいまさら」と思われる可能性大です。

  進捗管理に課題を感じるなら、
  まずは打ち手を徹底的に考える。
  効果の高そうなものから実践、同時に周りに
  助言を得るというサイクルをお試しください。

次はあなたが目標をクリアする番ではありませんか・・・

目標達成を諦めた瞬間、それは永遠に
手の届かないところに行ってしまいます。

人の知恵は無限大
あなたも無限の可能性を秘めています。

それを使うか使わないかはあなた次第。
次は目標をクリアしようではありませんか・・・。

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