■手帳とノート、その役割は明確に異なる
ビジネスツールとして不可欠な存在の手帳とノート。
あなたはどう使い分けていますか。
この2種類、役割が明確に異なります。
うまく使いこなし、
スピーディーかつ快適にビジネスを進めていただきたいですね。
もしかして手帳とノートを兼用している方がいるかもしれません。
もしそうなら速やかに分けることをお勧めします。
繰り返しますが、その役割、
全く異なりますから・・・。
■セルフマネジメントツールor情報一時記録ツール
まずはそれぞれの役割を。
手帳はセルフマネジメントツール、
ノートは情報一時記録ツールという立場にあります。
こことても大切なポイント。
なぜって、それによって必要サイズが
決まるんです。
手帳は自身のマネジメントツール。
自己管理って勤務中だけすればいいものではありません。
例えば年初に立てたプライベート目標も
しっかりクリアしたいですよね。
ですから常時持ち歩けるサイズが適当。
スーツの内ポケットに
入るくらいの大きさが実用的です。
一方のノート。
会議などの際もポイントを
細大もらさず記録しなければなりません。
図やグラフを書くことも。
必然的に使い勝手が良いのは
B5版程度となります。
■手帳、それはあなたの分身そのもの
肝心の何を書くかに移りましょう。
マネジメントの役割を担う手帳には、公私両面にわたる目標(と進捗状況)、
スケジュール、AI(ToDoリスト)、あるいは日々の気づきなど、
自らをコントロールするための全てを書き込みます。
日に何度となくチェックし、
作業の抜け漏れなども起きないようにしたいですね。
一方のノートは(指示などの)言われたこと、
会議などで聞いた内容を忘れないようにするための一次保存領域。
自分さえ理解できれば書き方は自由、
美しさ・見やすさを意識する必要はないでしょう。
2つの違い、
いかがでしょうか。
※手帳、ノートの活用については、以下も参考に。
◎「仕事のノートの取り方で押さえておきたい3つのポイント」
◎「仕事用ノート活用術大公開|あなたのノートの使い方間違っています!」
◎「仕事の手帳を120%活かす使い方!|これであなたもできるビジネスマン」
■手帳・ノートにこだわる!
ところであなたは手帳やノートにどの程度こだわっていますか。
ノートに関しては、学生さんが授業の際に使うようなものを
使用している方も見かけます。
ノートも持参せず会するよりマシですが、
あなたができるビジネスパーソン目指すなら、
そういったノートはお勧めしません。
なぜって、そこにその人のビジネスに対する姿勢を
感ずる人もいるからです。
値段が高ければ良いというものではありませんが、
一定のコストをかける人はノートの中身(情報)も
大切にする人と思われます。
実際にコストがかかっているノートであれば、
ぞんざいには扱わないでしょう。
手帳も同様。
自己を統制する大切なツールですから、
できるならもらい物などで済ませず、購入していただきたいですね。
※電子手帳を愛用する方もいるかと思いますが、一番の推奨は『手書き』手帳。
理由についてはこちらをご覧ください。
もちろん手書きと電子の併用は“あり”でしょう・・・。
■あなたも一目置かれる存在に・・・
念のため補足しますが、ノートは一時記録用ですので、
重要事項をピックアップするなどしてその役目を終えれば、
再び同じページを開かない前提です。
従って大切なことは手帳に転記する、
あるいは部門の課題として別管理するなどの
次のステップに移すのがスマート。
「どこかに書いたけど、どこだっけ?」
と過去のノートを何度も見返すことのないよう、
マネジメントしたいですね。
あなたも仕事用の手帳とノートをうまく使いこなし、
周りから一目置かれる存在となって欲しいと切に願います。
■以下記載も合わせてご覧ください!
「ビジネスの基礎・仕事の基本とは・・・」
「ビジネス系の本で一番のおすすめと言えば・・・」