マネジメントの能力向上に向け、取り組むべきこととは・・・

■個人に内在する最大の資源、“時間”をどのように使うか

世の中は、ますます複雑化、
高度化の傾向にあります。

同時に、情報の流れが加速し、一瞬の
判断ミスが大きなトラブルにつながる
ことも珍しくなくなってきました。

そのような状況下においても、
着実な成果を勝ち取るには
マネジメント力強化が欠かせません

マネジメント力の基本は、
自分自身をコントロール
すること。

では、そういった力を高めるには
どうすべきか、以下、その方法を
記したく思います。

そもそも、マネジメントとは
どのようなことを意味するのでしょう。

それは、
「さまざまな経営資源を組み合わせ、成果を勝ち取る力」
のこと。

ただ組み合わせれば良いということでは
なく、先々のコントロールまで含みます。
「マネジメントがどのようなものか」その詳細については、こちらをご覧ください

ですから、「個人のマネジメント能力を
向上する」ということは、自分に内在
する最大の資源、“時間”をどう使い、
“成果”を目指すか、そのために必要となる
能力を高めていくこと
に他なりません。

直近の“成果”だけでは十分と言えません
から、時間の使い方を考えるに当たっては、
短期・長期の成果バランスも考慮する
必要があります。

すわなち、将来に備えた自己投資も
同時進行させなければならない、
ということ。

すると鍛えるべきは、
“3+1のマネジメント力”となります。
順番に見ていきましょう。

■最優先に取り組むべきは、「すること・しないこと」明確化

1)ToDoのマネジメント力強化。
  プライベート含め、取り組みたい
  ことは山のようにあると思いますが、
  誰にとって一日は24時間しかありません。

  何をし、何をしないか
  どのような順番で進めるか。
  “ToDo(すること)の決定”こそが、
  “時間”マネジメントの原点です。

  限られた時間に何をするか、あなたは
  その使い方を積極コントロールしていますか。
  ◎「ToDo を管理するための“リスト作成法”」については、こちらをご覧ください

■“スケジュールマネジメント”とは、全体最適実践に他ならず

2)スケジュールのマネジメント力強化。
  ToDoがマネジメントできれば良いか。
  それだけでは不十分です。

  自分に課された仕事をスケジュール
  通り進めるのは当たり前のこと。

  マネジメント力強化を目指すなら、
  更に一段上の対応が必要となります。

  何か。
  仕事は一人で行うものではありません。
  必ず関係者が存在します。

  真の仕事の完成とは、関係者の取り組み
  含め、作業全体が終了すること。

  ですから、特定の誰かの作業が遅れて
  いるなら、時に自ら協力の手を差し
  伸べる発想こそ、大人の対応と言えます。

  そのためには、自分の作業領域と同時に、
  関連する仕事全体のスケジュールも意識

  しておかなければなりません。

  そういった行動こそ、自身の成長という
  長期的成果につながっていくのです。

  “スケジュールのマネジメント力強化”
  とは、全体最適の実践と言えましょう。
  ◎「スケジュールをどう管理するか、その具体策」については、こちらをご覧ください

■『仕事に必要な3つのスキル+リーダーシップ』を研ぎあげる

3)スキルのマネジメント力強化。
  直近に課された仕事をきっちりこなす
  のは当然ですが、時代の流れは驚くほど
  速く、取り残されないためには
  “自己投資”が欠かせません。

  最優先に鍛えるべきは次のスキル。

  すなわち、
  論理的に思考する力コミュニケーションする力書く力
  の3つです。

  これらは、
  どのような業種(業界)においても、
  いかなる職種(役割)であろうと、
  どういった階層(役職)にあっても
  必要となるもの。

  同時に、“リーダーシップ”も
  意識しなければなりません。

  目の前の仕事に対しては、周囲が
  色々アドバイスしてくれますが、
  将来に向けたレベルアップに関しては、
  誰かが手を差し伸べてくれるもの
  ではないのです。

  だからこそ、
  セルフコントロールが不可欠。

  先を見据えた成長の階段、
  あなたはそこに踏み込んでいますか。
“仕事に必要な3つのスキル”を学ぶ無料動画セミナーについては、こちらをご覧ください
「今、求められるリーダーシップがどのようなものか」については、こちらをご覧ください

■惜しまぬ周囲の協力を引き出すパワーこそ、“仕事の底力”

+1)「見せる化」マネジメント力強化。
  残る“+1”は、「周囲を巻き込む力
  と言い換えてもいいかもしれません。

  自分の仕事の「見せる化」を通じ、
  周囲の惜しまぬ協力を手にしよう、
  そいったマネジメントも意識して
  いこう、ということ。

  “底力”という言葉があります。
  いざという時に発揮される大パワーのこと。

  仕事においても、そういった力が
  必要となる時があります。

  そんな“底力”を支えるものって、
  何でしょう。

  もちろん個人の頑張りもありますが、
  仕事においては、周りからの惜しみない
  協力を得る力こそ、“底力”の源泉。

  一人の力には限界がありますが、
  複数が集まれば、どんな困難で
  あろうと、乗り越えられるもの
です。

  それでは、何が周りの協力を
  引き出してくれるのでしょう。
  それが、日頃のあなたの仕事スタイル。

  周りは、仕事の結果以上に、あなたの
  日頃の努力する姿勢に注視します。

  どのようなことにも頑張るあなたの姿
  が、「(あなたを)助けてあげたい
  という思いにつながっていくのです

  でも、独り善がりに頑張っているだけでは、
  あなたの努力が周りに伝わりません。
  そこで必要とされるのが、仕事の「見せる化」。

  積極的に周りに自分を見てもらうことで、
  仕事に対する姿勢を伝え、信頼を手にし、
  心から協力し合える関係を築こう、
  ということです。

  あなたは、能動的に自分を
  「見せる化」していますか。
  ◎“見せる化”の方法等、その詳細については、こちらをご覧ください

■自分自身のコントロールこそ、マネジメントのスタート台

繰り返しとなりますが、
マネジメントの“基本のき”は、
自分自身をマネジメントすること。

それができて初めて、複数業務、
あるいは多数のメンバーの
マネジメントが可能となります。

あなたがマネジメント能力向上を目指すなら、
ピッカピカに“3+1のマネジメント力”を
磨きあげては
いかがでしょう。

■以下記載も合わせてご覧ください!

「マネジメントとは何なのか、その基本のきに迫る!」
「マネジメントの基本7ヶ条を知る」